■トレンド系データ
フィボナッチ押し/戻し 【fibonacci_dips_return】
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設定した比率に基づいて、押し目や戻しの株価位置を計算する指標です。
■計算方法
●フィボナッチ押し
【 [期間高値]−[(期間高値と期間安値の差)×[押し目比率]] 】
●フィボナッチ戻し
【 [期間安値]+[(期間高値と期間安値の差)×[戻し比率]] 】
■設定例
[期間高値(高値)(25日)]1,000円、[期間安値(安値)(25日)]400円のとき
●[フィボナッチ押し]で押し比率30%とした場合
【1,000円−((1,000円−400円)×30%)=820円】
●[フィボナッチ戻し]で戻し比率30%とした場合
【400円+((1,000円−400円)×30%)=580円】
※下記の設定では、どちらも760円になります。
●[フィボナッチ押し]で押し比率40%と設定した場合
【1,000円−((1,000円−400円)×40%)=760円】
●[フィボナッチ戻し]で戻し比率60%と設定した場合
【400円+((1,000円−400円)×60%)=760円】
■考え方
相場のトレンドは、行ったり来たりしながら上昇中に押し目が発生したり、下落中に戻しが発生したりします。
フィボナッチ数とは、61.8:38.2の比率を意味し、黄金分割比率とも呼ばれます。
(1:1.618や1:1.382の比率も同様にあてはまります)
この比率を使って計算した株価水準まで到達すると、1つの節目として株価が反転するケースが多いと考えられています。
([フィボナッチ押し/戻し]の指標では、比率は自由に設定できます)