Ver 2.3.00より東証の市場区分見直しに伴う大規模な修正が行われました。
2022/4/4以降、以前のバージョンはご利用頂けなくなりますのでご注意下さい。
新市場対応は自動的に行いますので基本的には
2022/4/4に向けた戦略(ストラテジー)の設定変更は必要ございません。
更新履歴
■■重要変更項目■■ | (22/3/26) |
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東証の市場区分見直しに対応しました。 バックテストの対象銘柄で「市場や業種で選ぶ」の市場欄に"プライム"/"スタンダード"/"グロース"が追加されました。 既存の設定がそのまま利用できるよう、市場を限定した設定では2022/4/4を境に以下のルールで変換(旧市場/新市場自動変換)して検証します。 東証1部⇔プライム 東証2部⇔スタンダード JASDAQ⇔スタンダード マザーズ⇔グロース ※変換ルールはイザナミ起動直後のオプションの「機能設定C」で指定可能です。 例:対象銘柄が東証1部のみの場合、2022/4/4以前は東証1部、以降はプライム銘柄が検証対象となります。 例:対象銘柄が東証2部のみの場合、2022/4/4以前は東証2部、以降はスタンダード銘柄が検証対象となります。 例:対象銘柄がマザーズのみの場合、2022/4/4以前はマザーズ、以降はグロース銘柄が検証対象となります。 例:対象銘柄がJASDAQのみの場合、2022/4/4以前はJASDAQ、以降はスタンダード銘柄が検証対象となります。 |
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指標「市場」が新市場に対応しました。 内容は以下の通りです。 1:東証1部 2:東証2部 3:マザーズ 6:JASDAQ 8:市場不明 16:東証プライム 17:東証スタンダード 18:東証グロース 指標「市場」と固定値で比較した条件パレットも「市場や業種で選ぶ」の市場指定と同様に2022/4/4以降は旧市場/新市場自動変換して検証します。 例:"市場が1と同じ"という条件は2022/4/4以降は"市場が16と同じ"として検証されます。 例:"市場が2と同じ"/"市場が6"と同じという条件は2022/4/4以降は"市場が17と同じ"として検証されます。 例:"市場が3と同じ"という条件は2022/4/4以降は"市場が18と同じ"として検証されます。 旧市場/新市場自動変換が入るため、結果的に以下のようなイメージで利用できます。 1:東証1部 / プライム 2:東証2部 / スタンダード 3:マザーズ / グロース 6:JASDAQ / スタンダード 8:市場不明 ※変換ルールはイザナミ起動直後のオプションの「機能設定C」で指定可能です。 |
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2022/4/4以降に新指標が追加されます。 内容は以下の通りです。 1010:東証スタンダードTOP20 1011:東証グロースCore指数 1012:東証プライム市場指数 1013:東証スタンダード市場指数 1014:東証グロース市場指数 新指数の詳細についてはこちらを御覧ください。 基本的には 東証スタンダードTOP20 が ジャスダックインデックスの代替、 東証グロースCore指数 が マザーズ指数の代替 というイメージになります。 既存の設定がそのまま利用できるよう、相場情報等で対象銘柄をマザーズ指数やジャスダックインデックスを指定していると自動変換処理が動作します。 2022/4/4以降 ジャスダックインデックス → 東証スタンダードTOP20 マザーズ指数 →東証グロースCore指数 を指定していることとして検証します。 ※変換ルールはイザナミ起動直後のオプションの「機能設定C」で指定可能です。 |
■■機能追加■■ |
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バックテストの基本設定に市場判定ロジックの指定欄が追加されました。 「市場判定は最新のみ利用(標準)」が従来のロジックとなります。 「市場判定は当時のデータを利用」が新設されたもので、過去の市場変化も考慮した検証結果となります。 例:6502東芝は2017/08/01-2021/01/28の間は東証2部として、その他は東証1部として検証されます。 "日経225のみ"も同様に過去の変化を考慮した検証となります。 注意点: 「市場判定は当時のデータを利用」を選択し、かつ「市場や業種を選ぶ」をご利用時は イザナミ非対応市場に上場中だった期間は検証対象外となります。 例:2132アイレップは2006/11/16から2010/10/08の間は旧ヘラクレス市場なのでこの期間だけ検証対象外 |
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指標や最適分散投資のフィルタ設定等の集計期間最大値が500日になりました。 サポート外ですが裏技で5000日以上にすることも可能です。 イザナミ(v2)\設定データイザナミ(v2).datをテキストエディタで開いて、"PeriodMax"を探し PeriodMax=1 にすることで裏技ONになります。 裏技の基本についてはイザナミの裏技を御覧ください。 |
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一部リスト表示の高速化を行いました。 時間のかかる銘柄一覧とバックテスト/最適分散投資の取引一覧は表示制御での高速化を行ってます。 |
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銘柄一覧画面の銘柄一覧作成をキャンセルできる機能を追加しました。 イザナミ起動時のオプションで「機能設定B」に銘柄一覧画面の「一覧作成のキャンセル可(上級者向け)」を追加しました。 ONにすると一覧作成をキャンセルして先に進めるようになります。 銘柄一覧を再表示するには一度お知らせ画面まで戻る必要があります。 (再読み込み処理の改善は今後のバージョンアップで検討中) |
● | ルール系のコピーでも名前に"_"が追加されるよう変更 |
● | イザナミ起動時に新バージョンがあれば通知する機能を追加 |
■■仕様変更点■■ |
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外国株は対象外に 銘柄リストに4875メディシノバ(JQスタンダード外国株)のような外国株が一部含まれていましたが2022/4/4以降は対応外となります。 対応外となるのは4589,4875,6697,7699,9257,9399の6銘柄です。 |
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8301日本銀行は上場廃止扱いに 8301日本銀行は証券会社でもプライムでもスタンダードでもない"東証"という市場扱いになりイザナミでは対応していないため、イザナミ上では2022/4/1で上場廃止扱いとなります。 |
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指標「東証1部騰落レシオ」は「東証プライム(1部)騰落レシオ」と名前が変わりました。 基本設定の市場判定で 「市場判定は最新のみ利用(標準)」選択時は最新市場がプライムの銘柄を対象にして計算します。(2022/4/4になる前は東証1部が対象) 「市場判定は当時のデータを利用」選択時は、当時に東証1部/プライムだった銘柄を対象にして計算します。 |
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2022/4/1時点でのJASDAQ銘柄はそのまま新市場の銘柄となります。 過去JASDAQは大証管轄で東証と同時に上場することもあったため、 これまではJASDAQ銘柄が東証に市場変更するときはJASDAQ銘柄は残して上場廃止扱いにし、 改めて新規上場するように処理していましたが 今回の市場変更では、そのまま東証スタンダード銘柄/東証グロース銘柄として株価も引き継ぎます。 |
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64bitアプリケーションとなりました 標準のインストールフォルダが"C:\Program Files\izaneo"となります。 ワンクリック一括発注支援ツールをご利用の方は、シグナル出し設定タブのC3セルを「C:\Program Files\izaneo\izaneo.exe」に変更をお願い致します。 Windows 7/8/8.1をご利用の場合はこれまで同様32bitアプリケーション版がインストールされます。 32bit版かどうかはウィンドウタイトルに(32bit)があるかで確認できます。 |
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フィルタ設定や仕掛け条件設定等の仕掛け銘柄数の期間平均について これまでは「仕掛け銘柄数の期間平均」等で集計期間分の株価データが足りなかったら0になる仕様になっていましたが、計算可能な範囲内で平均を取って値を出すようになりました。 例えば75日平均を使っていた場合、2000/3/8はまだ株価データが75日揃ってないのでこれまでは0で計算していましたが、2000/1/4からの日数(45日)で平均を取った値で返します。 そのためフィルタ設定や仕掛け条件設定等を利用している戦略では、2000年のシグナルが増えて成績が変化する場合があります。 |
■■不具合修正■■ |
● | 環境データで指定するCSVでデータ間に空列があるとイザナミが強制終了していた不具合を修正 |
● | 小数点データの比較処理にあった不具合修正 |
● | 複数ファイル選択ができる画面で、ファイル数が多すぎるとエラーを出すように対応 |
● | ボリンジャーバンドσの数値入力時に1.13や1.14で、意図通りに入力できない問題を修正 |
● | 手仕舞いの基本ライブラリ パブリック(売り転換)/パブリック(買い転換)を修正 |
● | 小数点対応銘柄の指値等で環境データを利用した場合、データが整数のときに1桁足りない扱いで処理されていた問題を修正 |
● | 「ランキング情報」の「テクニカル指標」でユーザー定義を使っているにも関わらず、「使用設定以外削除」で利用しているユーザー定義が削除される問題を修正 |