バックテスト設定の取引終了条件で、「指定値(%Tick円)になるまで手仕舞いを見送る」条件を利用すると、利益を伸ばしながらの手仕舞い設定ができます。
以下に簡単な設定例を紹介します。
取引終了条件は、バックテスト処理中に上から順に条件が判断され、条件に適合すれば執行が行われます。
利益を伸ばしながらの設定を定義する場合は、「指定値(%Tick円)になるまで手仕舞いを見送る」条件を利用します。
設定例では、3行目、5行目に「見送り条件」が設定されています。
3行目の条件が満たされるまで、4行目以降の条件が判断されませんので、この場合は利益幅が+5%になるまで4行目以降の条件が判断されません。
従って、利益幅が+5%を超えるまでは、25日経過(1行目)、損失幅が+5%(2行目)、の条件が判断される事になります。
利益幅が+5%を超えると、3行目の条件が満たされるので4行目以降の条件が判断されます。
次は、5行目の条件が満たされるまで、6行目以降の条件が判断されませんので、この場合は利益幅が+10%になるまで7行目以降の条件が判断されません。
従って、利益幅が+10%を超えるまでは、25日経過(1行目)、損失幅が+5%(2行目)、利益幅が+3.5以下(4行目)、の条件が判断される事になります。
その後、利益幅が+10%を超えると、5行目の条件が満たされるので6行目以降の全ての条件が判断される事になります。
この様に、ある条件を満たすまで次の条件を見送る設定を利用すれば、利益を伸ばしていく手仕舞い条件が作成可能です。
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