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チュートリアル − RSIが30%以下の銘柄をスクリーニング
RSIとは?
RSI (Relative Strength Index) 「相対力指数」

指定期間内における株価の変動幅(値幅) から、現在の株価の割高・割安を判断する株価指標です。(計算時に指定する期間は、主に14日、25日が使われます。)

計算期間内で大きく上昇していたら割高、下落していたら割安というシンプルな発想を数式化したものです。

50%を中心に上下70%、30%にエッジバンドを設け、70%以上を買われ過ぎ(高値圏)、30%以下を売られ過ぎ(安値圏)としポジション転換を判断するのが基本となります。

計算式

  RSI(%) = ( 上げ幅合計 ÷ ( 上げ幅合計 + 下げ幅合計 )) × 100

こちらにも説明があります。

操作手順

RSIを使った、「売られすぎ銘柄」をスクリーニング機能を使って抽出してみます。

一般的にRSIで株価を見る場合、30%以下を売られ過ぎと見る場合が多いので、RSIが30%以下のものをスクリーニングしてみます。

RSIを求める計算期間は、14日間を使用します。

 1. 「銘柄リストの初期化」ボタンを押して、銘柄リストを初期状態に戻します。



 2. スクリーニングの設定を行うので、「スクリーニング」ボタンを押します。



「スクリーニング」ダイアログが立ち上がります。


↑ クリックすると画像が大きく表示されます。

 3. 前回の設定をクリアする。

過去に設定したスクリーニング条件が残っている場合は、メニューの「ファイル(F)→スクリーニング条件の初期化」を行ってください。

 4. 「新規追加」ボタンを押します。


「スクリーニング条件の選択」ダイアログが立ち上がります。


↑ クリックすると画像が大きく表示されます。

 5. リストからスクリーニング条件を選択します。

[A]が、[B]より[大きい/小さい/同じ]ものに絞り込む」を選択します。


↑ クリックすると画像が大きく表示されます。

 6. 詳細パラメタを設定します。

RSI(14)30より小さい(同じ含む)ものに絞り込む」に設定します。


↑ クリックすると画像が大きく表示されます。

[A]の「選択」ボタンを押すとデータ選択ダイアログが立ち上がるので、「通常データ」タブを選び、データを「RSI」、集計期間を「14」日間の集計に設定します。


↑ クリックすると画像が大きく表示されます。

[B]の「選択」ボタンを押すとデータ選択ダイアログが立ち上がるので、「固定値」タブを選び、「30」を設定します。


↑ クリックすると画像が大きく表示されます。

小数点付きデータのチェックは、ON/OFFどちらでもかまいません。

 7. 「OK」ボタンを押してスクリーニング条件を確定させます。


確定させると、「スクリーニング」ダイアログに戻ります。


 8. 「株価の低い銘柄」と「出来高の少ない銘柄」を省く設定にする。

「株価の低い銘柄」と「出来高の少ない銘柄」がスクリーニング結果に含まれると、邪魔なので省く設定にします。


 9. 「実行」ボタンを押します。


10. スクリーニングが開始されます。


11. スクリーニングが終了すると結果が銘柄リストに反映されます。

スクリーニング条件に合致したもののみが、銘柄リストに残ります。

↑ クリックすると画像が別ウインドウで開き、拡大表示できます。
12. スクリーニングにヒットした銘柄数を知る。

銘柄リストの情報部を見ると、今回のスクリーニングで、4618銘柄中70銘柄が、条件にヒットしている事がわかります。



注意:これは、チュートリアル作成時の株価状況での結果です。

13. RSIが30%以下の銘柄をスクリーニング」の終了です。


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