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移動平均 【いどうへいきん】【Moving Average】【MA】



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過去n日間の株価の平均値を移動平均といい、それを日々のチャートに重ね合わせて表示したものを移動平均線と呼びます。
 
一般的には、5日線、25日線、75日線が多く利用されます。
 
■計算式
 
 単純移動平均(MA) 過去n日間の株価合計 ÷ 期間
 平滑移動平均(EMA) K = 2 ÷ ( n + 1 )
n = 期間
Cn = n - 1日前のEMA
 
1日目の計算
 ( C1 + C2 + C3 + … + Cn ) ÷ n
 
2日目以降の計算
 EMA = 前日のEMA + K ( 当日の株価 - 前日のEMA )
 
■考え方
 
特性
移動平均の特性としては、計算期間が短い移動平均ほど実際の株価に早く近づこうとし、計算期間の長い移動平均ほど実際の株価にゆっくりと近づこうとします。
シグナル1
短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に突き抜ければ買い。
(ゴールデンクロス)
シグナル2
短期移動平均線が長期移動平均線を上から下へ突き抜ければ売り。
(デッドクロス)
抵抗線や支持線としての考え方
移動平均線は抵抗線や支持線として使われることが多いです。
移動平均線は、実際の株価が近づいてきた来た場合に、抵抗線となり株価の頭を抑える場合や、支持線となり株価の底を支えるケースが多々あります。
 
以下は、実際のチャートで移動平均が抵抗線として機能している例です。



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@:移動平均線が抵抗線として機能し、株価の頭を押さえているケース
A:抵抗線として機能していた移動平均線を株価が越えてきたケース
B:短期移動平均が長期移動平均を下から上に突き抜けたケース(ゴールデンクロス)
移動平均線は、株価分析の基本となる考え方です。
一度、25日間移動平均をチャートに表示させて、いろいろな銘柄の株価をじっくり眺めてみてください。必ず、なにかが見えてきます。
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