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ボリンジャーバンド 【ぼりんじゃーばんど】【Bollinger bands】



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過去n日間の株価の分散具合を計算し、n日間移動平均の上下に±2標準偏差分乖離した線を引いたものをボリンジャーバンドといいます。
 
統計学的には、価格の動きが正規分布に従うと仮定した場合、株価が±1標準偏差の範囲内で推移する確立が68%、±2標準偏差の範囲内で推移する確立が95%となります。
 
バンド(帯)が一定幅の時期は、株価の変動性が小さくボックス圏で推移しており、+2σで売り、−2σで買いシグナルと考えます。
 
バンドが一定幅から広がり始めた時期は、価格の変動性が大きくトレンド形成時期と考えます。この時期は、上昇相場であれば+2σ〜+1σの間、下落相場であれば−2σ〜−1σで株価が推移すると考えます。
 
■計算方法
 
分散 = ((データ - 平均値) の2乗) の総和 ÷ 個数
標準偏差 = (分散)の平方根
MA = (高値 + 安値 + 終値) ÷ 3 のn日間移動平均
σ = (高値 + 安値 + 終値) ÷ 3 のn日の標準偏差
ボリンジャーバンド+2σ = MA + 2 x σ
ボリンジャーバンド+1σ = MA + σ
ボリンジャーバンド−1σ = MA - σ
ボリンジャーバンド−2σ = MA - 2 x σ
 
■考え方
 
シグナル1
バンドが一定幅の時期は、ボリンジャーバンド+2σで売り。
シグナル2
バンドが一定幅の時期は、ボリンジャーバンド−2σで買い
転換点
バンドが一定幅から広がり始めた時期は、トレンド形成時期ととらえ、以下のように考える。
 
上昇相場であれば+2σ〜+1σの間で株価が推移。
下落相場であれば−2σ〜−1σで間で株価が推移。
 
バンドが一定幅に戻り始めた時期を、トレンドの終了時期ととらえる。
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